2022年12月17日土曜日

職人さんの匙加減

 昨日、現場にお邪魔して職人さんに差し入れをお持ちしつつ、


ちょっとだけ雑談していました。


・設計図面と現場の微妙なサイズの違い

・設計側の意図と現場での、ちょっとした変更点

・もっとこうした方がよさそうというアイデア


こういうことの連続で成り立っているんだなと実感します。


こういった微調整と戦いながら、仕事しているのが言葉の端々から伝わってくる。


自分の仕事も同じ

似たようなケースはあっても、一つとして同じものはない。

基本はあっても、実際は応用の連続。


そういえば尊敬する大先生もおっしゃっていた。

「臨床は応用の連続!」


たしかにその通り。


その応用の連続は、患者さんにはなかなか伝わらない。

伝えたところで・・・とも思う。


ちょっとした匙加減をいちいち指図されると仕事にならない。

術者に委ねて欲しいところだ。


そう感じている以上、現場にはいちいち指図はしないし、できない。

お任せする領域であり、お任せするしかない。


でも、今日会話できて

この職人さんが担当してくれて


よかった


という感情しか残っていない。


これからも何を言われても、

何を報告されても、


全幅の信頼をもって

「よろしく」

と言おうと思う。




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