2022年12月17日土曜日

急ぐことと、ゆっくりすることの間くらいがちょうどよい


工事現場で作業着を着て、安全帯をつけて、ヘルメットを被って、安全第一に努めていても、ケガは時としておこる。


建設現場の足場のパーツが不幸にして顔面に直撃


脳の損傷や顔面の変形など一生涯に残る障害がなかったのは不幸中の幸いか。


顔のキズや腫れが収まってくるまで、どうしても歯の治療は後回しになりがち。


そして、歯の治療だけは、いつまでも待たせられない、後回しにもできない、時間に追われるということがよく起こります。


時間がないのはわかる。
でも最高じゃなくても、いい加減な状態では帰せないんです。

じっくり取り組めなくても譲れないところだけは譲らずに

・虫歯の部分は完全除去
・最低限、形態だけは妥協せずに
・色は単色しか選択できず

でも、これくらいに仕上げることができてよかった。


これ以上、急ぐともうクオリティを担保することすら難しくなる。

専門家である以上、クオリティの高いものを速く提供できて当たり前とも思うが、

「良い結果により早く至るためにはゆっくり行くのが良い」
「歩みが遅すぎても求める結果は得られない」

との兼合いもある。

やはり歯科の治療は

「ゆっくり急げ」

が正解だと思う。Festina lente !!




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