2023年8月28日月曜日

茶渋を徹底的に除去する

 


 保険をつかったメンテナンスはどうしても時間的・内容的に制約があるので、歯を歯の間の実に細かいところまでの清掃をすることが出来ません。


 今回は最近行った”よーく見ると汚れている”という部位を徹底的に除去した2例を紹介します。ユーチューブに動画がアップされているので、そちらもお願いします。


歯と歯の間は、細かい溝のような形状なので、先端が尖った、または薄い器具しか到達しません。


 この細かい溝にこびりついた汚れや茶渋は、割と頑固に固着しているので物理的に刮げ落とさないととれないのです。


 そして、茶渋だけではなく、薄っすら歯石がついていて、その上から着色しているということがよくあります。


 これは肉眼や少し拡大したルーペでは見えません。最低でも10倍以上顕微鏡で拡大しないと判別できないのです。


 刮げ落とすとはいえ、歯を傷つけてしまっては元も子もありません。闇雲に力を込めて刮げ落とすのではなく、歯石だけ、茶渋だけを意識して落としていきます。


 もっと細かいところはパウダーを吹きかけて清掃します。細かいながらも大胆にいくところ、慎重にいくところを使い分けます。この作業は顕微鏡を見ながらでないと無理ですね。


 そして、最後に細かい研磨材で歯の表面を磨いていきます。特にパウダーを吹きかけた後は、ミクロではザラザラしているので、せっかく除去した汚れがまた付きやすくなってしまいます。それを回避するのに、表面をなるべく滑沢にして再び汚れがつきにくい状況にしてから終了です。(←実は最後のステップを飛ばしがちです・・・。)


 

 この写真は茶渋とタバコのヤニを徹底清掃したものです。




 歯の裏側にも気を使いたいところです。実は、この方は他院でホワイトニングをしている際中でしたが、茶渋やタバコのヤニが気になっていたようです。清掃とメンテナンスだけでご来院いただきました。


 徹底的に清掃したおかげか、前より一段と歯がキレイで白くなった印象です。この状態を維持しつつ、ホワイトニングを継続するともっと白さが際立ってくるような印象です。(ぜひ頑張って欲しいです・・・。)


 写真や動画を見てご興味がありましたら、ぜひご連絡くださいね。





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2023年7月20日木曜日

ホワイトニング開始1ヶ月後の結果

 


最近のホワイトニングを行ったケースをご紹介します。

ホワイトニングを行った全員が、「歯が白くなりました??」と聞かれたそうです(作り手としては、こんな感想がかなり嬉しい)。



ホワイトニングは大きく分けて

・オフィスホワイトニング(歯科医院やホワイトニングサロン)

・ホームホワイトニング

の2つに大別されます。


一応、過去にホワイトニング材料の研究にも少し携わっていたので、そのことを踏まえて解説してみます。


歯の色素を過酸化水素によって発生するフリーラジカルで分解し、色そのものを壊すというメカニズムは(ほぼ)どれも同じです。


この化学反応は理科で習った

【温度】x【濃度】x【作用時間】

によって決まります。


オフィスホワイトニングは、この式の【温度】と【濃度】の操作に強いという特徴があります。さらに光触媒を使って時間の短縮も狙えます。


ただし、オフィスホワイトニングは機器や機材を使用しないとできないため、歯科医院やサロンに行って施術を受けるという形をとらないとできません(これはメリットでもあり、デメリットでもあります)。


ホームホワイトニングは、ほとんどが【作用時間】に依存して効果を発揮します。

口の中の温度、材料の濃度は決まっているので変動がないためです。そして、マウスピースさえ作ってしまえば、自宅の空き時間や隙間時間を利用して自分で出来るというのが特徴です。


ここからはあくまで私見ですが、


オフィスホワイトニングは濃度や効果発揮までの時間を短くしているため、短時間で白くはなるものの、白くなりやすいとことが早く脱色されるため、色ムラが発生しやすい。


ところが、ホームホワイトニングの効果はマイルドですが、比較的時間をかけて脱色していくので、自然感を損なわずに色調が改善されていきます。個人的にはこちらの方が仕上がりが良いと思います。


そして、ホームホワイトニングはマウスピースと漂白ジェルさえあれば、いつでも再開できるということもメリットとしては大きいですね。


ホワイトニングしてみようかな?

という方のご参考になれば幸いです。





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2023年6月27日火曜日

歯医者は砂糖を止めなさいと言わない




 虫歯の予防には、歯磨きやフロスが欠かせないのは言うまでもありません。

 虫歯の原因が、細菌が作る酸であるならば、虫歯菌を減らせばよい。ゼロにはならないにせよ歯磨きで虫歯菌は減らせます。


 では虫歯菌が増えたり、活動性が高まる条件はどうか?

 古くから虫歯の大きな原因は【砂糖】であると結論付けられています。


 砂糖を利用して、虫歯菌が棲家を作り、増殖し、代謝産物として酸を作る。砂糖の供給を減らせば必然的に虫歯は減るはずです。本来、虫歯を減らしたいとするならば、砂糖を減らしなさいとするのが虫歯予防の第一歩になるはずです。しかしながら、医療といってもビジネス的な側面があることは否めません。


 クリーニング、歯磨き指導、歯ブラシの販売は現行医療では収益に結びつきます。

 しかしながら、虫歯の成り立ち、虫歯の本当の原因、そして砂糖を減らすような食事指導はほぼ無料で提供しなければならない状況です。この収益にならないことに大きな労力と時間を割くかというと甚だ難しいというのが実態でしょう。

 

 農林水産省から公表されている資料によると平成元年から現在まで全体的に甘味料の需要や消費は緩やかに減少し続けています。これは虫歯予防の観点からは良い流れと言えます。


 砂糖の需要および消費も当然減少傾向です。平成元年には260万トン生産していた砂糖も令和元年には180万トンを下回りました。虫歯の数もそれに合わせて減っているかというと実感としては、あまり感じません。


 昭和の時代には、たしかに虫歯は相当数ありました。それに比べては減っています。しかしながら、最近虫歯の治療がめっきり減ったという感覚はなく、虫歯は存在し続けています。


小児の虫歯は減った

成人の虫歯は変わらない

高齢者の虫歯はむしろ増えている


というのが我が国のトレンドです。


話を砂糖に戻します。

 砂糖を聞けば 白いサラサラした粉 をイメージするかもしれません。溶けたり混ぜてしまうと食べてみなければ存在にすら気が付かないでしょう。砂糖の消費量はたしかに減少していますが、砂糖あるいは砂糖の形が変わったもの、いわゆる加工品(加糖調整品)の輸入量は現在までうなぎ登りに増え続けていることは無視してはいけない現象です。白い粉を食べていなくても、手を変え品を変えで食べ物の中に存在し、口にしているのです。


 白い粉状ではなく、なにかに加工されたものの代表格が菓子類、清涼飲料、パン類です。これら3つで砂糖加工品のおよそ6割を占めます。つまり、砂糖を減らそうとするならば、白い粉を減らすというよりも


菓子類を減らす

清涼飲料を減らす

パン類を減らす


方が理に叶っていると言えないでしょうか?


 とはいえ、砂糖は優秀な調味料であり、栄養源であり、食文化であることは言うまでもありません。砂糖を拵えて財を成し、歴史を動かしてきた人物もいるくらいです。それを端から否定する気は毛頭ありませんが、虫歯がたびたび出来て治療している。治療しても新たに虫歯がたびたび出来るという方は、一度食事を見直してはいかがでしょうか?




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2023年6月12日月曜日

ホワイトニング用マウスピース

 


当院ではマウスピースを基本的に院内で製作しています。


ここのところ多いのは【いびき用】と【矯正用】のマウスピースです。

それぞれに機能があるので、厚みや材質が異なり、歯型の扱いも少しずつ違いがあります。


最近、【ホワイトニング用】のマウスピースを作りました。


ホワイトニングはキット化されており各社から販売されています。マウスピース用の素材も当然キット内に含まれます。


これがいわゆる純正品です。


この純正品でほとんどの方は問題ないのですが、時々合わない方がいらっしゃいます

なぜなら、歯並び、歯の大きさ、歯列の大きさは1人として同じではないからです。


また、製作段階でシワが寄ってしまったり、極端に薄くなってしまうところがあり、そのまま使い続けて長持ちしないようなものが出来てしまうこともあります。


今回作ったホワイトニング用マウスピースは、ほぼ問題なかったのですが、点検するとかなり薄くなってしまったところがあり、長持ちしそうにないと判断しました。


そこで社外品ではありますが、素材変更と微妙に厚みを変更して納品となりました。




ホワイトニングをはじめて間もないですが、さっそく見た目でわかるほとの効果が現れてきたようです。


1ヶ月後が今から楽しみです。



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2023年5月24日水曜日

当院の探し方いろいろ

 



少しずつですが、お問い合わせやご来院が増えています。

ありがとうございます。


ここ最近ですが、従来のブラケットによる矯正やマウスピース矯正が数件スタートを切り、

他院ではどうしても限界だった顕微鏡を使った精密な根管治療も数件お仕事いただいています。



当院は姫路駅から徒歩5分ですので、電車で来られるのが一番便利なのですがお車でお越しの方もいらっしゃいます。近隣駐車場の情報もお渡ししていますので、お問い合わせください。


さて、当院をどうやって探してきたのかは様々です。


・インターネットで検索

・知り合いに聞いた


が上位なのですが、中にはインターネットやメールも不得手な方もいらっしゃいます。


交番(警察)に聞いた


という方もいらっしゃいました。

道案内と言えば交番へ・・・という選択肢ありましたね。


こちらとしては、交番に聞いて教えてくれるんだという驚きの方が大きい・・・。



カウンセリング室に写真を飾りました。ご来院の際にぜひご覧ください。




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2023年5月7日日曜日

マウスピースは基本自作に限る

 


いびき・無呼吸の治療ですが、お仕事頂戴しています。


夜間・就寝時に装着するマウスピースによる治療ですが、マウスピースは基本的に自作しています。それは何故かを一言で言うと、外注すると上手くいかないからです。


技工士さんが上手であるとか、上手ではないということはあまり関係がありません。


歯並びや顎の動き方は人それぞれで千差万別です。


スカスカでもダメ、きつすぎてもダメ

厚すぎてもダメ、薄すぎてもダメ

などなど


実際に装着することと顎の動きをマッチングさせていくのに、すべての微妙な機微を言葉で伝達はできません。


なので、自作するということを貫いています。


この写真にあるマウスピースも

ただ、型取りして、ピッタリあうようにプレスする

というだけではありません。

ちょっとずつ細工をしながら、合わせていきます。




最近、マウスピースでいびき治療を受けたから、嬉しいご感想をいただきました。


・同じ部屋で寝る人に変な気遣いが要らなくなる
・マウスピースに出会って良かった、早く出会いたかった

治療を受けた方の共通する感想です。




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2023年5月5日金曜日

ゴールデンウィーク


ゴールデンウィークは天気が悪そうな予報でしたが、近づくにつれて晴天の予報になりました。


とある用事で、京都の下鴨神社にお邪魔して参りました。

天気よろしく、お昼の時間帯にはけっこう気温が上がり、汗ばむほどの暑さです。


マスクや感染対策も【個人の判断】ということになっていますが、屋外でもマスクやフェイスシールドをしておられる方は、そこそこいらっしゃいます。


こんな暑さの中では、熱中症の方がよほどリスクです。


ビタミン・ミネラル・水分の不足で熱中症になりやすいと言われていますから、栄養素で補正しつつ、こまめな水分摂取を心がけたいところです。


天気は変わっても、ウイルスの特性はGW前後で、そうたいして変わりませんので、【個人の判断】は、状況に合わせて・・・・という方がよろしいかなと思います。



 

さて、連休前にいびき・無呼吸治療と矯正(マウスピース矯正)のケースを何件か承りました。


連休明けから急に忙しくなるもの具合が悪そうなので、連休前に一気にマウスピース作ってしまいました。


明日また休みとはいえ、本日から再開しています。




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本年の最後の診療を終えて

ウインデンタルオフィスの中田です。 当ブログを読んでいただきありがとうございます。  お陰様で昨日の12月30日で本年の診療を無事終了いたしました。  開設してから1年弱ですが、予想や期待通りではないことの方が圧倒的に多かったです。  しかしながら、嬉しい予想外も多々ありました!...