保険をつかったメンテナンスはどうしても時間的・内容的に制約があるので、歯を歯の間の実に細かいところまでの清掃をすることが出来ません。
今回は最近行った”よーく見ると汚れている”という部位を徹底的に除去した2例を紹介します。ユーチューブに動画がアップされているので、そちらもお願いします。
歯と歯の間は、細かい溝のような形状なので、先端が尖った、または薄い器具しか到達しません。
この細かい溝にこびりついた汚れや茶渋は、割と頑固に固着しているので物理的に刮げ落とさないととれないのです。
そして、茶渋だけではなく、薄っすら歯石がついていて、その上から着色しているということがよくあります。
これは肉眼や少し拡大したルーペでは見えません。最低でも10倍以上顕微鏡で拡大しないと判別できないのです。
刮げ落とすとはいえ、歯を傷つけてしまっては元も子もありません。闇雲に力を込めて刮げ落とすのではなく、歯石だけ、茶渋だけを意識して落としていきます。
もっと細かいところはパウダーを吹きかけて清掃します。細かいながらも大胆にいくところ、慎重にいくところを使い分けます。この作業は顕微鏡を見ながらでないと無理ですね。
そして、最後に細かい研磨材で歯の表面を磨いていきます。特にパウダーを吹きかけた後は、ミクロではザラザラしているので、せっかく除去した汚れがまた付きやすくなってしまいます。それを回避するのに、表面をなるべく滑沢にして再び汚れがつきにくい状況にしてから終了です。(←実は最後のステップを飛ばしがちです・・・。)
この写真は茶渋とタバコのヤニを徹底清掃したものです。
徹底的に清掃したおかげか、前より一段と歯がキレイで白くなった印象です。この状態を維持しつつ、ホワイトニングを継続するともっと白さが際立ってくるような印象です。(ぜひ頑張って欲しいです・・・。)
写真や動画を見てご興味がありましたら、ぜひご連絡くださいね。
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