2023年12月30日土曜日

本年の最後の診療を終えて


ウインデンタルオフィスの中田です。

当ブログを読んでいただきありがとうございます。


 お陰様で昨日の12月30日で本年の診療を無事終了いたしました。

 開設してから1年弱ですが、予想や期待通りではないことの方が圧倒的に多かったです。

 しかしながら、嬉しい予想外も多々ありました!

 今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございます。


 さて大晦日の今日ですが、昨日まで意外とバタバタとしてましたので、「しめ縄飾り」を医院の玄関に飾りに来ています。

 これで本当に今年が終わったという実感が沸いたことと、来年に向けて気持ちを新たにしました。


 今年は本当に色々なことにチャレンジした年であったと思います。

 最近ですと

 「痛くないスケーラーチップの導入」

 「歯のメンテナンスにナノケアを導入」

 「マウスピース矯正(キレイライン)との提携」

 などです。

 詳細についてはまたブログに書いていこうかと思います(最近ブログをサボりがちなので)。

 そして、撮りためている治療動画の編集が滞っています。

 ユーチューブの治療紹介動画も随時アップしてきます。


 この後は姫路護国神社にて年末の大祓に参列しに行きます。

 1年の穢れを祓ってもらい、来年に向けて備えます。


 年末年始はいかがお過ごしでしょうか?

 どうぞよいお年をお迎えくださいませ。


 ウインデンタルオフィス 中田

 

医院HP:https://www.windentaloffice.com/


*初診予約や問い合わせは随時受け付けております*

下記のフォームからお問い合わせください。

〈問い合わせ〉 ←クリック



👇ボタン👇 をポチッと押して、ブログを応援してくださると嬉しいです😄

ブログランキング・にほんブログ村へ  


2023年11月28日火曜日

セラミックとダイレクトはどっちがキレイなのか?

 


 ウインデンタルオフィスの中田です。今回も審美的な修復治療のご紹介です。最近この手の症例が多くて、動画編集が滞っていました。久しぶりに投稿します。

 タイトルにあるようにセラミックとダイレクト(直接修復・コンポジットレジン)はどちらがキレイなのか?ということを書いてみようと思います。

 結論から申し上げると、どちらにも利があり、どちらにも欠点があります。その歯に合ったものを選択するのがよろしいかと思います。

 セラミック治療は、審美的という意味では一定以上の地位を得ています。たしかにキレイです。

 しかしながら、セラミック治療の欠点をあえて指摘すると

・削る量が比較的多い
・形成(型をとる前に形を整える)がシビアなのでピタリと合いにくい
・残っている歯との色合わせが難しい
・セメントの接着操作を怠ると辺縁が着色しやすい

が挙げられます。つまり、術者側としては技術と精度がかなり求められるということです(セラミック治療だけに限りませんが・・・)。

 一方、コンポジットレジンによる直接修復(ダイレクト)の欠点は

・セラミックほどの硬さはないため、すり減りやすい
・水分を含む性質があり、徐々に色調が変化する

セラミックとの対比させると、この2点が指摘されます。

 この動画のケースはセラミック治療からダイレクトに移行しました。
 銀歯からセラミックに変え、一部に不備がでたためやり直し、また他の部位が欠けたため補修し・・・と3回ほどやり直し治療をしていますが、尖ったところがあったり、フロスがひっかかったり、食べ物が挟まりやすかったり結局しっくりきていません。

 銀歯から移行したという点がポイントで、銀歯からセラミックに移行する場合は形成の仕方がかなり変わります。おそらく削除量が大きくなるため、そこまで削らずに型採りをしたのではと感じました。

 これらのことを考慮して、セラミックからセラミックではなく、ダイレクトで修復する方が、この歯には合っているという判断で治療してます。

 やった直後から
・違和感がない
・見た目もかなりキレイ
・フロスがひっかからない
・(後日談)食べ物が挟まらなくなった

と感想をいただいています。

 審美と機能の両立はいつも悩まされます。ぜひ動画をご高覧くださいませ。



医院HP:https://www.windentaloffice.com/


*初診予約や問い合わせは随時受け付けております*

下記のフォームからお問い合わせください。

〈問い合わせ〉 ←クリック



👇ボタン👇 をポチッと押して、ブログを応援してくださると嬉しいです😄

ブログランキング・にほんブログ村へ  


2023年10月24日火曜日

白くするだけじゃない。治療のプロセスで大事なコト


 


ウインデンタルオフィスの中田です。ブログを読んでいただきありがとうございます。

ここ最近、Youtubeに銀歯や金歯を外して一回で白い歯にする治療動画を3つアップロードしました。前回ブログで紹介した動画は1ヶ月で結構再生されています(とはいえ200回弱ですが・・・)。金属を目立たなくしたい・・・という要望ありますよね。

ただ、なんでも白いから良いかというとそうではないと思います。

【自然な感じ】【目立たない】【歯の形・色に近い】
これを達成すると同時に
【耐久性がある】【精度が高い】【むし歯になりにくい】
これらも達成したいのです。

なぜなら・・・

銀歯になったということは、
むし歯があったわけで、
むし歯を治した結果であり、
むし歯を治したとしても、
むし歯になる環境は変わっていない

からです。

見た目以上に【治療のプロセス】とその後の【メンテナンス】が、再びむし歯にならないようにすることが重要です。

そういった観点から、動画では
・ 乾燥、除湿、唾液の排除するためのラバーダム防湿
・ むし歯を取り残さないための染色
・ 段差を作らないような細かい形成
・ 接着材の本来の性能を活かすための操作
・ 材料の硬化不備がでないような光照射
など

治療前後(ビフォー&アフター)だけではなく【治療のプロセス】も公開しています。

治療時間が短いと絶対達成できないことだらけですので、よかったら見てみてください。





医院HP:https://www.windentaloffice.com/


*初診予約や問い合わせは随時受け付けております*

下記のフォームからお問い合わせください。

〈問い合わせ〉 ←クリック



👇ボタン👇 をポチッと押して、ブログを応援してくださると嬉しいです😄

ブログランキング・にほんブログ村へ  


2023年9月27日水曜日

銀歯を1回で白い歯に変える治療


 今回紹介するのは、銀歯を1回の治療で歯に近い色で白くする治療法です。


「銀歯を白に変えたい」というご要望は多いですね。その逆ではありますが、あえて銀歯にしたいという方はほぼいらっしゃいません。


先日、銀歯が外れたということでいらっしゃいました。隣の歯も他の部位も銀歯が多いのですが、一変に全部はできないけど、取れたりやり直しの機会があれば白いのに変えていきたいということで治療の選択肢を考えました。


銀歯といっても、ほんの一部だけ銀であったり、隣の歯を接するところも銀であったり、それが複数箇所覆われる形になっていたりと様々です。


比較的銀歯が小さく、のこっている歯が多い場合は、今回の動画で紹介しているように

歯に接着させて、直接歯の形を作っていく方法

がふさわしいと考えています。


直接歯を治すので ダイレクト〇〇 と表現されることもありますし、

歯に接着させるので ボンドですとかボンディングと表現されることもあります。


せっかく治療をやり直すのですから、治療する歯の処置を適切に行いたいですね。

銀歯がとれた場合、歯の内面は必ずと言ってよいほど、かなり汚れています。

汚れたままですと、その後の治療は、汚れた上に何かを乗せていくという治療になってしまいがちです。


審美的であると同時に、予後(長持ちするかどうか)を決定するのは、治療中にいかに丁寧に準備するかがカギでしょう。


汚れた部分をしっかり取り除き

唾液が入らず、しっかり清掃や乾燥を行うためのラバーダム防湿

適切な接着操作(プロトコールに従う)

そして、術者による造形とディテールをどこまで突き詰めるか


当院はこれらのことを大事に治療するようにしています。


この方法の治療時間は、賞味60分くらいです。


60分間治療するのは長く感じられるかもしれませんが、実際に治療を受けた方は、それほど長く感じておられず、いつも治療前後の違いに驚かれます。


治療中の各過程を動画でまとめていますので、ぜひ動画を見てみてください。



医院HP:https://www.windentaloffice.com/


*初診予約や問い合わせは随時受け付けております*

下記のフォームからお問い合わせください。

〈問い合わせ〉 ←クリック



👇ボタン👇 をポチッと押して、ブログを応援してくださると嬉しいです😄

ブログランキング・にほんブログ村へ  


2023年9月9日土曜日

【ラジオ出演のお知らせ】9月11日16:15〜

 


ラジオ出演のお知らせです。


下記時間に当院の紹介をパーソナリティと対談形式で放送します。


よろしくお願いいたします。


9月11日(月)16:15〜

FMゲンキ (生放送)


ラジオで聴く

FM 周波数を 79.3MHz に合わせる


インターネット・スマホで聴く

https://www.jcbasimul.com/fmgenki



2023年8月28日月曜日

茶渋を徹底的に除去する

 


 保険をつかったメンテナンスはどうしても時間的・内容的に制約があるので、歯を歯の間の実に細かいところまでの清掃をすることが出来ません。


 今回は最近行った”よーく見ると汚れている”という部位を徹底的に除去した2例を紹介します。ユーチューブに動画がアップされているので、そちらもお願いします。


歯と歯の間は、細かい溝のような形状なので、先端が尖った、または薄い器具しか到達しません。


 この細かい溝にこびりついた汚れや茶渋は、割と頑固に固着しているので物理的に刮げ落とさないととれないのです。


 そして、茶渋だけではなく、薄っすら歯石がついていて、その上から着色しているということがよくあります。


 これは肉眼や少し拡大したルーペでは見えません。最低でも10倍以上顕微鏡で拡大しないと判別できないのです。


 刮げ落とすとはいえ、歯を傷つけてしまっては元も子もありません。闇雲に力を込めて刮げ落とすのではなく、歯石だけ、茶渋だけを意識して落としていきます。


 もっと細かいところはパウダーを吹きかけて清掃します。細かいながらも大胆にいくところ、慎重にいくところを使い分けます。この作業は顕微鏡を見ながらでないと無理ですね。


 そして、最後に細かい研磨材で歯の表面を磨いていきます。特にパウダーを吹きかけた後は、ミクロではザラザラしているので、せっかく除去した汚れがまた付きやすくなってしまいます。それを回避するのに、表面をなるべく滑沢にして再び汚れがつきにくい状況にしてから終了です。(←実は最後のステップを飛ばしがちです・・・。)


 

 この写真は茶渋とタバコのヤニを徹底清掃したものです。




 歯の裏側にも気を使いたいところです。実は、この方は他院でホワイトニングをしている際中でしたが、茶渋やタバコのヤニが気になっていたようです。清掃とメンテナンスだけでご来院いただきました。


 徹底的に清掃したおかげか、前より一段と歯がキレイで白くなった印象です。この状態を維持しつつ、ホワイトニングを継続するともっと白さが際立ってくるような印象です。(ぜひ頑張って欲しいです・・・。)


 写真や動画を見てご興味がありましたら、ぜひご連絡くださいね。





医院HP:https://www.windentaloffice.com/


*初診予約や問い合わせは随時受け付けております*

下記のフォームからお問い合わせください。

〈問い合わせ〉 ←クリック



👇ボタン👇 をポチッと押して、ブログを応援してくださると嬉しいです😄

ブログランキング・にほんブログ村へ  


2023年7月20日木曜日

ホワイトニング開始1ヶ月後の結果

 


最近のホワイトニングを行ったケースをご紹介します。

ホワイトニングを行った全員が、「歯が白くなりました??」と聞かれたそうです(作り手としては、こんな感想がかなり嬉しい)。



ホワイトニングは大きく分けて

・オフィスホワイトニング(歯科医院やホワイトニングサロン)

・ホームホワイトニング

の2つに大別されます。


一応、過去にホワイトニング材料の研究にも少し携わっていたので、そのことを踏まえて解説してみます。


歯の色素を過酸化水素によって発生するフリーラジカルで分解し、色そのものを壊すというメカニズムは(ほぼ)どれも同じです。


この化学反応は理科で習った

【温度】x【濃度】x【作用時間】

によって決まります。


オフィスホワイトニングは、この式の【温度】と【濃度】の操作に強いという特徴があります。さらに光触媒を使って時間の短縮も狙えます。


ただし、オフィスホワイトニングは機器や機材を使用しないとできないため、歯科医院やサロンに行って施術を受けるという形をとらないとできません(これはメリットでもあり、デメリットでもあります)。


ホームホワイトニングは、ほとんどが【作用時間】に依存して効果を発揮します。

口の中の温度、材料の濃度は決まっているので変動がないためです。そして、マウスピースさえ作ってしまえば、自宅の空き時間や隙間時間を利用して自分で出来るというのが特徴です。


ここからはあくまで私見ですが、


オフィスホワイトニングは濃度や効果発揮までの時間を短くしているため、短時間で白くはなるものの、白くなりやすいとことが早く脱色されるため、色ムラが発生しやすい。


ところが、ホームホワイトニングの効果はマイルドですが、比較的時間をかけて脱色していくので、自然感を損なわずに色調が改善されていきます。個人的にはこちらの方が仕上がりが良いと思います。


そして、ホームホワイトニングはマウスピースと漂白ジェルさえあれば、いつでも再開できるということもメリットとしては大きいですね。


ホワイトニングしてみようかな?

という方のご参考になれば幸いです。





医院HP:https://www.windentaloffice.com/


*初診予約や問い合わせは随時受け付けております*

下記のフォームからお問い合わせください。

〈問い合わせ〉 ←クリック



👇ボタン👇 をポチッと押して応援してくださると嬉しいです。

ブログランキング・にほんブログ村へ  


フォロワー

本年の最後の診療を終えて

ウインデンタルオフィスの中田です。 当ブログを読んでいただきありがとうございます。  お陰様で昨日の12月30日で本年の診療を無事終了いたしました。  開設してから1年弱ですが、予想や期待通りではないことの方が圧倒的に多かったです。  しかしながら、嬉しい予想外も多々ありました!...