最近のホワイトニングを行ったケースをご紹介します。
ホワイトニングを行った全員が、「歯が白くなりました??」と聞かれたそうです(作り手としては、こんな感想がかなり嬉しい)。
ホワイトニングは大きく分けて
・オフィスホワイトニング(歯科医院やホワイトニングサロン)
・ホームホワイトニング
の2つに大別されます。
一応、過去にホワイトニング材料の研究にも少し携わっていたので、そのことを踏まえて解説してみます。
歯の色素を過酸化水素によって発生するフリーラジカルで分解し、色そのものを壊すというメカニズムは(ほぼ)どれも同じです。
この化学反応は理科で習った
【温度】x【濃度】x【作用時間】
によって決まります。
オフィスホワイトニングは、この式の【温度】と【濃度】の操作に強いという特徴があります。さらに光触媒を使って時間の短縮も狙えます。
ただし、オフィスホワイトニングは機器や機材を使用しないとできないため、歯科医院やサロンに行って施術を受けるという形をとらないとできません(これはメリットでもあり、デメリットでもあります)。
ホームホワイトニングは、ほとんどが【作用時間】に依存して効果を発揮します。
口の中の温度、材料の濃度は決まっているので変動がないためです。そして、マウスピースさえ作ってしまえば、自宅の空き時間や隙間時間を利用して自分で出来るというのが特徴です。
ここからはあくまで私見ですが、
オフィスホワイトニングは濃度や効果発揮までの時間を短くしているため、短時間で白くはなるものの、白くなりやすいとことが早く脱色されるため、色ムラが発生しやすい。
ところが、ホームホワイトニングの効果はマイルドですが、比較的時間をかけて脱色していくので、自然感を損なわずに色調が改善されていきます。個人的にはこちらの方が仕上がりが良いと思います。
そして、ホームホワイトニングはマウスピースと漂白ジェルさえあれば、いつでも再開できるということもメリットとしては大きいですね。
ホワイトニングしてみようかな?
という方のご参考になれば幸いです。
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